心療鍼灸:リスタ・コンディショニング・ルーム
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心療鍼灸とは、
心療内科が心理療法内科の意味であるように、
心療鍼灸は、心理療法鍼灸という意味です。
心療鍼灸では以下の考えを基に治療を行っております。


うつ病などのストレス関連疾患や自律神経関連疾患、不妊症の
 治療を受けられている方などに自律神経系や血流改善、神経伝
 達物質の改善などを目的に鍼治療を行っております。

鍼治療だけでは問題が解決しないような心身の問題に対して、
 鍼治療と認知行動療法を併用する方法(心療鍼灸)を行ってお
 ります。
それ以外の身体や心の問題解決に向けても、鍼治療単独また
 は、認知行動療法との併用など、ご一緒に相談をしながらより
 良い治療方法を選択して行っております。

疾患別説明ページ   自律神経失調症と不定愁訴症候群
ストレス関連疾患と心身症
うつ病と睡眠障害

うつ病をチェック 簡易抑うつ症状尺度(QIDS-J)
ご自分の現在の状態を簡易抑うつ尺度(QIDS-J)を用いてチェックしてみましょう。

うつ病
うつ病とは、抑うつ気分や不安、焦燥、精神活動の低下、食欲低下、不眠症などを特徴とする病気です。
うつ病(鬱病、欝病)は気分障害の精神疾患の一種で、軽症うつ病から、自殺企図など生命に関わるような重症うつ病まであります。
うつ病は、不安に次いでよく見られる精神障害です。
鍼治療中の脳血流測定(光トポグラフィ)
うつ病への効果研究を目的に
NIRSで鍼治療の脳血流量
測定場面    掲載許可済

大うつ病
基本的特徴
抑うつ気分または、ほとんどすべての活動における興味、喜びの喪失のいずれかが存在する。
上記の症状があって尚且つ以下の症状が5つ以上が少なくとも2週間の期間存在している。

その人自身の言明、他者観察から、ほとんど毎日、ほとんど一日中抑うつ気分。
ほとんど毎日、ほとんど一日中、すべてまたは、ほとんどすべての活動における興味、喜びの著しい減退。
ダイエットをしていないのに、著しい体重の減少、またはほとんど毎日食欲の減退または増加。
ほとんど毎日、不眠または睡眠過多。
ほとんど毎日、精神運動性(精神面の状態が行動に現れること)の焦燥または制止。
ほとんど毎日、易疲労性、または気力の減退。
ほとんど毎日、無価値感、または過剰であるか不適切な罪責感。
思考力、集中力の減退、または、決断困難がほとんど毎日認められる。
死についての反復思考

軽症うつ病
~⑨の項目で5項目を超えない程度で該当する場合、苦痛、つらさは感じるが対人関係上や職業上での機能の問題はわずかである。


中等うつ病
軽症と大うつ病(重症)との中間に相当するもの。


 仕事でのミス、仕事でのプレッシャー、対人関係問題、夫婦・家族関係問題など、ほんの些細な出来事が原因で落ち込んだり、傷ついたり、気分が憂うつになったり、どうにも心が不安定な日を過ごすことがあります。しかし多くの人は、数日も経過すると落ち込んだり、憂うつな気分から回復して、また「よし、がんばろう」と思える力をもっています。
ところが時に、1日中気分が落ち込み、憂うつな気分から抜け出せずに、いつまでたっても回復しないことがあります。このような状態を「うつ状態」といいます。
これが2週間以上続くような場合には、うつ病(鬱病、欝病)の可能性があります。

気分変調性障害
基本的特徴
ほとんど一日中、慢性的抑うつ気分で、少なくとも2年間、これが存在しない日よりも存在する日が多く続いている。
抑うつの間、以下の2つ以上が存在している。
①食欲減退または、過食
②不眠または睡眠過多
③気力の低下または疲労
④自尊心の低下
⑤集中力の低下または、決断困難
⑥絶望感
2年間の間で2ヶ月間を越える期間、症状がなかったことはない。


イギリスの大規模研究でも実証された
「プライマリケアにおける慢性疼痛とうつ病の鍼治療効果」

この研究は755人を3つの治療群に分けて行ったものでうつ病に対しての結果は、
①通常治療群  ②通常治療にプラス鍼治療群  ③通常治療にプラスカウンセリング群で比べたものです。
3カ月後、
①に比べて②と③は優位に改善をしていた。また、12カ月後も維持していた。
MacPherson H, Vickers A, Bland M, Torgerson D, Corbett M, Spackman E, 
Acupuncture for chronic pain and depression in primary care: a programme of research. 
Programme Grants Appl Res  2017;5(3)
外部サイト National Institutes for Health Research(NHS)


睡眠障害
睡眠障害は、過度の眠気や睡眠開始と維持に関する障害で、睡眠の量、質、時間の障害のことをいいます。

A.不眠症
  不眠症には、大きく4週類に分類されています。
1、入眠障害 
  寝つきが悪く寝つくのに30分~1時間以上かかる。
2、中間覚醒
  寝ついても夜中に目が醒め易く、朝起きるまでに何度も目が醒める。
3、熟眠障害
  十分睡眠時間はとっているにもかかわらず、朝起きたときにぐっすり
  眠った感じが得られない。
4、早朝覚醒
  朝普段よりも早く目が醒めてしまい、その後、眠ることが出来ない。

不眠の訴えがしばしば見られ(週2回以上)、かつ少なくとも1ヵ月間は持続すること。
不眠のため自らが苦痛を感じるか、社会生活または職業的機能が妨げられること。

なお精神的なストレスや身体的苦痛のため一時的に夜間よく眠れない状態は、生理学的反応としての不眠ではありますが不眠症とは言いません。

B.過眠症
日中に過剰な眠気または実際に眠り込むことが毎日の様に繰り返して見られる状態で、少なくとも1ケ月間は持続し、そのため社会生活または職業的機能が妨げられ、あるいは自らが苦痛であると感じるものです。 ただし一回の持続期間が1ヵ月より短くても繰り返して過眠期がみられるものも含みます。